こんにちは、kagoponです。
簿記の勉強をしてると、決算書を読むことで、どの株が騰がるかとか、分かるんですか?という質問や、逆にどの株が騰がるか判断するために、簿記の勉強してみたいという人がいます。
個別株投資もしていますが、投資に簿記の知識は必要でしょうか。
簿記の知識で株式投資
結論からいいますと、ある程度の会計知識がないと、投資というよりは、雰囲気での投機になってしまうのではと思います。
実際に、本に載ってたからとか、掲示板で推奨されてたから、という理由で購入する人が一定数いるようです。短期的な上昇、下落で、儲かったとか、損したとかを繰り返しても、長期的な資産運用は難しいです。
ただ、短期的な売り買いで儲けられる人は、素直にすごいと思いますし、自分にはできないです。この場合には、財務諸表などは参考にならないですね。短期売買やテクニカルについては、自分では解説できないので、ここでは割愛します。
簿記の知識が活きるのは、長期投資になります。
ファンダメンタルズ
短期投資ではなく、長期投資となると、インカムゲイン(配当)を重視した投資になります。
一年で10倍、億り人など、巷では大きなムーブになっていますが、財務諸表を重視して、財務健全な会社を選んでいると、短期で大きな成果は難しいです。
売上、営業利益の伸びは大丈夫か、キャッシュフローは十分かなど、地味な分析になり、なかなか騰がらない、万年割安銘柄ばかりということにもなりかねません。
ただ、最近の市況が好調のため、高配当、割安銘柄投資でも十分なリターンが得られています。
割安か、割高かの指標として、PERやPBRなどの指標が出てきますが、会計的な知識があるのと、ないのでは指標の判断の仕方も 異なってくると思います。
雰囲気の投資でなく、キャッシュフローの状況や財務指標など、大負けしない投資、インデックスに負けない投資を目指しましょう。
売り時
決算書の分析をして、配当を継続して払ってくれそうな会社を見つけても、難しいのが売り時です。
業績が順調であれば、これからも株価は上昇するかもしれないし、好業績なのに、株価は冴えないこともよくあります。
基本は売らずに、買った時の理由が無くなった時が売り時かなぁと考えています。
大事なのは、誰かが言ってたからでなく、買う時も自分なりの理由で購入するようにすると、後悔がすくなくなるでは。
まとめ
まとめると、財務分析で銘柄のある程度の良し悪しは分析できます。
でも、いつ買うか、売るかはわかりません。
なるべく一生つきあえるような銘柄を探したいものです。
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